
料理人のための本屋さんやりたい。
さて、今日はエドガー・アラン・ポーが「大鴉」を発表した日です
しってますか?エドガー・アラン・ポー?
僕は知らないです。
その音楽性、様式化された言葉、超自然的な雰囲気で名高い。心乱れる主人公(語り手)の元に、人間の言葉を喋る大鴉が謎めいた訪問をし、主人公はひたひたと狂気に陥っていく、という筋である
Wikipedia
あらすじから察するにめっちゃ面白そう、ひたひたと狂気に陥っていくっていう表現
読み応えありそうだ。大鴉がずっとネバーモアって言ってる本とのことで
昨日は「エスコフィエを読む」で締めくくったので
今日はこれからを担う新世代料理人が読んだら参考になりそうな本を紹介したいと思います。
*注* 当チキンコラムはマニアックな情報及び鳥類の地位向上を目指したものです
なので情報の偏りがございます、特に牛や豚の情報は出てきませんので
ご了承ください。
エスコフィエ
ワタシは日本の鳥なので実はそんなに詳しくはないですが
すごい本だと聞いています。
フランス語なのでそもそも訳すところから大変。
マギーキッチンサイエンス
これはワタクシも持ってます。
たくさんの食材について書いてあるので辞書的に使えます。
見るたびに発見がある面白い本です。
モダニストキュイジーヌ
マギーキッチンサイエンスより実践的な
シェフズマニュアル
たくさんのシェフのテクニックが載ってます。
世界の美しい鳥と伝説
鳥にまつわる神話や伝説がたくさん書いてあります。
何より表紙の美しさは半端ないです、図鑑のごとき重み
洗練された紙質、鳥の写真
すべて美しいです、買わなくてもいいから本屋さんに行った時に
料理本ばかり漁ってないで
たまには生物学のコーナーにも足を運んでほしい
生物学のコーナー料理に活きること多いから!
鳥マニアックス
「片道でもいいから俺を宇宙に行かせてくれ 」というくらい宇宙に狂った松本零士さんがこんなところで鳥について語っているとは思わなかった。
鳥類の素晴らしい生態をニンゲン共が模倣し再現を試みた結果がたくさん載っている、我々からすると大した再現性ではないのでがニンゲン共の空への憧憬は我々が思っているより大きいようだ。
鳥の骨格標本図鑑
我らがバード川上先生の渾身の標本図鑑、この種類の骨を一気に見られる、何より美しい図鑑はこれからも中々な生まれないと思う。
しかし先生は最近カニマンになるとか言ってる。
カニ90%のどこに10%のニンゲン性があるのだろう?クレイジー
鳥類学者だからって鳥が好きだと思うなよ
こちらも我らがバード川上先生の著書。
ツンデレの極みですね、好きの次元を超えてます。
表紙カバーからわかる鳥たちへの知りたい!観察したい!という熱い情熱と苦労。
命削る仕事ってのはこういうことだよ。ここまでやってこそのプロだと思うよ。
気になる中身はほぼカバー通りです。
鳥 新版
ここまでくれば気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが鳥の本しか紹介する気はありません。
料理人のためになる本を知りたかったらシェフガッキーさんのブログ読んだほうがイイですよ。↓
鳥類や鶏料理を極めたい方はこっちで合ってます。
よろしくどうぞ
これは息子をたぶらかしておじいちゃんに買ってもらおうと目論んでおります。
さぁ数々のおすすめ書籍を紹介してきましたがどうでしたでしょうか?
ワタシはそろそろ集中力が落ちてきたので癒し鳥動画を見ています。
最後の男の子顔の彫が深いな。
上記を踏まえて是非、これから料理人になる人や料理人としてのスキルを高めている人に
読んでいただきたい
そして鳥への憧憬を深め鳥の地位向上に努めてほしい
ここで初めに戻るが、
もしもあなたの前にも大鴉が現れたなら聞いてみて欲しい
覆水盆に?って
すると[Never more]って答えるから。
覆水盆にネバーモア
つまり大鴉はルー大柴だ(諸説あり)
師匠にコメントしたくなる記事とは?という課題を頂いた
つっこみどころというか余白みたいなものは必要な気がする。
言葉ってのは奥が深い。
最後に・・
心配しなくても覆水は盆に返ることはないので考えなくてもいいと思う。
もしも~ならば~はDAPUMPだけで十分。