
あなたが今向いている方角は東西南北どちらですか?
と質問されて即答できる人は何人いるでしょうか?
車に乗る人ならわかると思うがカーナビ頼り、なければ地図を広げて
あーだこーだ言いながらさまようものである。
ニンゲンどもは道路上であっても簡単に道に迷う。
陸地なら良いが海に出てしまえばさらにどっちに進んで良いかもわからない
そういう時は陸生の鳥(カラスやハト)を船から放つと陸地が見えればそちらへ飛んでいく、何も見えない時はぐるぐる回ってしまいには船に降りてくる。
その昔、アイルランドを発見したバイキングの方々は鳥に海で迷子になったから鳥についていったら発見しちゃった!みたいな例もある
アニメの映画などでたまにあるシーンはそういった事を表していたりするので見方を変えると面白い!
ちなみに旧約聖書に出てくるノアの箱舟でノア一行は大洪水の後に陸地を探すためにハトを飛ばすのも上記のような理由からだ、当時の常識だったのだよ鳥の凄さを崇めて欲しい。
さてナビゲーションというものは目に見えるものだけではない

我ら鳥類にはワタリという文化がある、我々はニンゲンよりも遥かに優れた能力を持っているので視覚、磁気感覚、聴覚、嗅覚、メンタルマップなど数々の能力を駆使して何も持たない状態でも同じ場所に行ったり来たりできる
しかしニンゲンも嗅覚を使った匂いナビゲーションはたまに発揮すると聞いたので意識してみると何か新しい発見でもあるんじゃない?
先日、駄菓子屋さんでペペロンチーノ75円を買った
これね。
なんかわからないけど食べた瞬間に学生時代駄菓子屋さんで食べている風景をすごく思い出した。
友達と100円握り締めて学校の帰りに寄ってさ

ペペロンチーノやブタメン食べながらキングオブファイターズやるのが当時の流行りだった
懐かしいなぁ草薙京とか庵とかK’とか

何が言いたいかというと
香りの記憶を呼び起こす力って本当にすごい事なんです。
家で食べた焼きそばの香り、王将の餃子の香り
ラーメン屋の排気口から漏れ出てくる豚骨スープの匂い
などなどその当時を鮮明に思い出せるような力が香りにはあります
一つの生地に多様な香りを閉じ込めて焼き上げ、食べる温度によって香りを変化させるのはとても難しいのです。
— 田村浩二🧀(Koji Tamura ) (@Tam30929) October 18, 2019
どの様に味を構築しているかを書きました!
フレーバーデザインを考える。1|田村浩二(タム3)Food Expander @Tam30929|note(ノート) https://t.co/SK2P5BfcOR
その点、やはり田村さんの考え方は勉強になるなぁ
香りで何を呼び起こすか?まで考えてらっしゃる
僕は頭だけで技術がまったく足りないのでトライアンドエラーで
試してみたい。
ここからは自分のつぶやきなので流してもらって大丈夫です。

昨年度のニンゲンだったころの僕がREDに応募した作品
鶏の墓場をイメージして作った料理。
香りまではイメージしてなかった
正直、”それっぽい”料理を作る事はそんなに難しくない
見た目を整えればある程度のお客さんには響くし映え狙いの人なんて味はある程度美味しければ問題ない。
毎日1000文字チャレンジを初めて思ったけど
内容を考えた時間や”手を抜いてない”(ここの量で大きく変わる)というのはやはり伝わる人には伝わるし
伝わってなくても伝わってたりする。
そして人のそれもわかる。
僕がREDでブロンズ以上にいけないのはこの”手を抜いてない”の部分が審査員の方々にバレてるからだろう。
「全てをかける」
言葉では簡単ですがこれ実践できてる人しか突き抜けてないし
突き抜けてる人たちの中でもレベルが違うから優劣に現れる。
この壁は超えるものではなくて押し続けるものなんだと最近やっと気づいて来た
自分は進んだ壁の距離があまりにも少なすぎる。
それは自分には全てをかける度量はない事を気づかせてくれたりもした。