
毎日1000文字チャレンジも一週間やり切れそうだ。
「這い寄る野菜」だと何度も… https://t.co/eVCC7Va8v5
— HAL 公邸料理人 (@HAL87350031) January 24, 2020
HALさんが面白いツイートしてたので興味を持ったら
いきなりステーキ,大元のペッパーフードが面白かったので話を広げてみることにする。
さぁ今日は何のyoutube見ようかな。
今日も美しい雁行・・
渡り鳥達の無駄のない飛行姿、ニンゲンも学ぶところは多いですね。
youtubeでゲーム実況見るのにはまってしまってすごく時間の無駄使いをしている気がしてる悪い子です。
皆さん飲食業を鳥瞰してみようのコーナーです。
我々飲食人・・飲食人は料理だけ作ってれば生き残れるほど甘い世界にはおりません
おそらくそんな人はこの世に存在してません
もちろんビジネスでございますので、売上と利益は必達しなければ
継続もできません。
今日は栄枯盛衰をわかりやすく体系化してくれたペッパーフードさんのこれからと
今後について考えてみましょう。
予てから同業界のペッパーフードサービス社のいきなりステーキの失速がよくWebニュース等で報じられてました
なんか看板がどうやこうやみたいなこともニュースになってました
今盛り上がってる秋葉原バーガー戦争も中々見物でした
秋葉原の昭和口マクドナルド閉店かー。
— さと@ぶいじぇーのひと (@sato322) January 30, 2020
2軒隣のバーガーキングからのコメントも一緒に。 pic.twitter.com/b9d92AVhGv
さて本題です。
2020年3月期の業績予測では、最終利益が-25億という見込となっており
IR上でも大きな損失見込となっています、投資家の皆様お疲れ様です
買い時かな?
出店計画を210店舗から115店舗にして
498店舗のうち44店舗を退店することとしています。
ここでちょっと真面目な話
飲食業においては、会計上、退店の意思決定に伴い、減損損失というものが計上されます。
簡単には、5000万円の投資をかけて店舗を出店し、
その店舗が1000万円しか利益を回収できず退店するとした場合、残りの4000万円を損失として計上します。
本来は回収できたはずのお金たちですね。
更には、実際に退店した場合に、原状回復費用などが追加されることになります。
馴染みのある名前でいうとスケルトン工事などもこれに含まれます。
上場企業であるので、資産除去債務の引当は行っているでしょうが、それでも多数の退店をすると引当額を超えることになるでしょう。
ペッパーフードサービスの決算見通し上、これらの損失は約23億ということであります。
注目すべきなのは、これらの損失総額を最終利益の見通しマイナス額が上回っている、ということです。つまり、退店に関する損失がなかったとしても、なお、最終利益はマイナス約2億である、ということになります。
この原因は、巷で言われているように、2018年末段階で397店舗であった店舗数を1年間で489店舗まで増加させたことにある、と自社の決算見通し上でも言われています。
この過剰な出店によって、既存店の売上高昨対比は、80%以下に落ち込んだとのことです。
店増やしたのに売上減るって意味わからないですが、これ店長たちの売上に対する評価は
正当にされてるんでしょうか?外的要因が~とか幹部から言われたらびっくりします。
現状ではまだ出店計画が100店舗を超えており、ここに強気な姿勢も見られます。
増資をして自己資本を増強して債務超過を回避しつつ、財務状況をみながら不採算店舗を退店しながら、新規出店も行っていく、
という大きなお金が動く難しい作業を行っていくのでしょうね。
これらのプロセスは、飲食業ではいわば「よくある」傾向であり、幾度も危機的な状況を切り抜けてきたペッパーフードサービス社が今後どのような戦略をとるのか、が気になるところです。
この人ほんとにやり手だと思う、きっと参謀も諸葛亮公明みたいな人だ。
いきなりチキンやればV字回復だと思うな。
皆さんならどんな戦略でペッパーフードの危機を乗り越えますか?
これは良い勉強になりそう。
ちなみにいきなりステーキの対義語は
ゆっくりと焼き上げる生肉だと思う。
最後まで読んでいただきありがとうございます。