
2000年・・それは自分にとっても衝撃の年だった
ノストラダムス的な人が大予言をしていて
なんか世界が滅ぶ的な事を言っていたらしい
信じる信じないは別として当時中学生だった我々にも
少しの不安を与えるくらいには世間を賑わしていた
どうやらニンゲンは都市伝説が本当に好きなようだった
自分が愛用していたワールドクロックは簡単に1999年を越え
それはそれは簡単に2099年まで設定できるようになっていた
だから世界が終わるとも思っていなかったし
当然終わる事なく今がある。
世間様が騒いでいる間も僕は勉強しながらラジオを聞いていた
なんと勤勉な少年だ
その当時はyoutubeもサブスクリプションもなかったので
音楽はラジオか音楽番組かなんか洋楽寄せ集めたCDアルバムで漁るしかなかった
毎週日曜日にその週のランキング100曲がフルコーラス流れるラジオがあったので
ラジオを全部ラジカセで録音してその中で好きな曲だけうまくMDに録音するというそれはそれはめんどくさい事を中学生の頃は必死でやっていた思い出がある。
*MDとはロストテクノロジーの一つで現存はしていない
その当時は、ポルノグラフィティや浜崎あゆみなど今の大御所が出て来た時期
そんな中でラジオから聞こえて来たのはバンドサウンドの中にポップな打ち込みの音、上がっていくようなメロディーが聞こえて来た。
イントロのピコピコが流れた瞬間に心を掴まれて
すぐにTUTAYAにレンタル探しに行った記憶がある。
くるり / ワンダーフォーゲル
おっとまたしてもyoutubeトラップ、本当よくないよyoutube。
ここに来て30分のロス。
今なんで曖昧な返事を返したの 何故君はいつでも そんなに輝いてるの 翼が生えた こんなにも 悩ましい僕らも 歩き続ける 歩き続ける
くるり
これはだいぶ年を取ってからだけど、この歌詞の深さに気づく
質問をする側かされる側かで大きく異なるこの歌詞
当然自分は後者で歩くしかなかったですが、憧れた自分にはきっと翼が生えていたのだろうなと思う、当然今も生えている、多分ずっと生えてる。
でも歩くしかないんだなぁ、届かないんだなぁ、届いたらいけないんだなぁ。
ギターの音色が最高に良い歌。
SINGER SONGER /初花凛々
cocooの歌う姿はなぜか魂削って見えるから見るたびに半泣きになる。
朝から幸せな音楽を聞き今日も美しい1日を過ごせそうです。
ちなみに2000年のレコード大賞最優秀新人賞は
「氷川きよしあにきの箱根八里の半次郎」でした
めっちゃかっこええやん。現在は自分らしく生きてはるのでそれはそれでそれ
皆様も今日のBGMはくるりと踊りましょうくるくると。