
毎日毎日うんざりするニュースばかりで楽しくないですが
時折流れるほっこりニュースにさらにほっこりします。
なんとノビタ君がどうしてもタケコプターで空を飛びたいと駄々をこねている模様ですね。
物理の壁どう超えていくのか楽しみです。
ノビタ君のタフさと執念が素晴らしいですね。
安定のyoutubeから始まりました本日のチキンコラムですが
先日、もったいない料理人みっきーさん(@1ove_f00d)
が興味深いツイートをしていた
面白いテーマなので考察する。
— ヤマチキン /秘密機関 鳴鳥飯店 (@ymd_hiroyuki) March 6, 2020
雑誌やTV用の写真撮りにヒントはありそう。
チキンコラムのお題頂きました!ありがとうございます。 https://t.co/YmoDyxp0Sb
写真に残ることで完成する飲食業における料理
写真に残ることを想定して作られる料理と
表現の一部として盛り付けられる料理
作為と無作為の話にも通じますが
分かる料理人が見たら作為的な料理は滑稽に見えるのかもしれない。。
映えが生んだ料理の進化と退化についての考察
映え・・・インスタグラムとやらが2010年に登場して
今や世間では当たり前になった「インスタ映え」という言葉
飲食業の中でも「映え」を意識した料理がたくさん登場した
カラフルな綿あめ、めっちゃ伸びるホットドックみたいなやつ、山のようなかき氷・・・などなど食べ手の食べやすさや機能性よりも写真に撮った時の「映え」を意識して作られている。
色味もビビットなものが多く風景の一部としてより映えるようにイメージされていたり。
料理でも肉の階段、凍ったレモンスライスがよくわからない主張をしているもの、なんとなく絵画チックに盛られた料理、必要のない飾りがたくさん乗ってる料理などなど時代に合わせて進化を続けている。
これらは作為的な料理と思われるが当然世界の需要にばっちりと合っているので
流行る、そして廃れる。
これを繰り返して新しい流行がどんどん生まれていく
反対に無作為に美しい料理を作り続けている人たちの料理は時代に左右されることなく美しい。
TVのインサート用の映像にはドキュメンタリーはなく撮影用に作られた料理を撮影用に持ち上げたりして撮っている、そこには「食べるため」という意図を持たない料理がある。
雑誌の撮影も同じだ、撮影のために作られた料理というものは食べるために作られていないからやっぱり何か違う。
食べに行かないとわからないリアルな料理というものがどうすれば伝わるのか
そういった部分ではyoutubeの可能性は大いに感じている
youtubeにはTVにはないドキュメンタリーがたくさんある
レストラン食べ歩きyoutuberがいれば見てしまうだろうなきっと。
goproでさ料理しか映らないの、ずっと目線カメラ、無編集。
やってみても面白いかも。
飲食店にとっては料理が最大の広告でそれを拡散してくれる人がたくさんいるのであればそれに越したことはない。
美味しそうな料理、きれいに撮れる照明、おしゃれな店内、備品
などなど今や巷には似たようなお店がたくさんあふれている。
確実に口コミのレベルが下がっていると思う中で
自分たちの何が正解でどうすれば売れるのか?とか考えるのは本当に馬鹿らしい
みっきーさんが言っている
「写真撮るのが大好きな人が、写真撮るの忘れてかぶりつく」料理
そういったものを作ることが料理人にとって本当に大事なことなんだよなぁ
僕らはおいしいものを作る、それだけは不変でなくてはならないと考える。