
バズってますね「蘇」
まさか時代を超えて令和のこの時期に脚光を浴びるとは
彼ら夢にも思ってなかったでしょうね。
今回の新型コロナウイルスで、蘇(そ:古代の日本で作られていた乳製品)とアマビエ(豊作や疫病などの予言をすると伝えられている半人半魚の妖怪)が一躍脚光を浴びたところに、日本という国の歴史と文化の奥深さをひしひしと感じました。私たち、面白い国に生まれて、それだけでラッキーですよね(笑 pic.twitter.com/g5nTiWRn6h
— 遠子先輩 (@murrhauser) March 9, 2020
この世に1文字で表現できることがどれくらいあるだろう?
個人的にはあまり多くないと思っていますが
この「蘇」
1文字に集約された歴史と重みは半端ないです
そりゃ現代でもバズるだろうなと思いますよ。
しかし個人的にはローソンのホットミルク半額の方が嬉しいです。
ツイッターにもたくさんの作り方が溢れています
現代はすごいですね
蘇の作り方はこちらで見てください、素晴らしい論文が書いてあります。
そもそも料理の進化の中で退化していったのか
現存する料理ではないので正確には今出回っている「蘇」は現代版「蘇」ですね。
蘇と酥は違うと言われているみたいですが
外国から日本への伝わり方を考えると
厳密にはルーツは同じで過程が異なるだけなんじゃないかと思う。
「歴史に進化と退化あり」
現代の人が歴史を知り時代を超えて古典的な料理を学ぶのはとてもいい事だと思う。
牛乳の消費レシピの一つらしいけれど
シチューが1番美味しいと思うんだ。
それかホットミルク
真面目に考察
何やら古びた文献には「牛乳一斗から蘇一升出来る」と書いてあるらしい。
ここで何故一斗なのか?について考えたい。
深鍋なのか大きい鍋に浅く入れて混ぜるのかでさらに変わってくる。
ここで蘇と酥はほぼ同じ説を僕が唱えたい理由は
極々弱火で火にかけながら発酵も同時進行で進める事にやって乳酸発酵を伴った調理なんじゃないか説を唱えたい。
一斗である理由が大量調理のためだけとは考えられにくくはないかと思う。
つまり緩やかな加熱をする技術のなかった昔に緩やかに火を入れる為には量を増やすしかなかった。
結論、古代の蘇は水気の飛んだ硬めのヨーグルトじゃないかと思ってる。
こうやって考えると時代時代に即した調理技術が存在するんだろうなぁ
「焼く」と言う技術だけは人類が最初に得た調理技術であり未だに進化を続ける地球で最高の調理技術です。
そう思うと焼き鳥屋さんって凄いなぁ。
焼きは一生と言われる所以が完成されることのない常に進化を続ける調理技術だからだと思う。
次は焼きについて歴史学んで行こうかな。
焼かれることで地位を確立してきた我々鳥類ですからね。
精進精進。