
ワタシは哲学者ではない、しかし考えることはできるので
もしかしたら哲学者なのかもしれない
知ってますか?森鴎外の名作「ヰタ・セクスアリス」
ラテン語で性欲的生活という意味の中々興味深いタイトルの本です
kindlleで0円文学にあります、興味がアレばぜひ。
さて、そんな小説を読みながらワタシは何を考える?
彼の半生を赤裸々に書いたといわれるこの自伝的な小説
現実とはキレイでも汚れてもおらず本来はただ在るだけ
人によって受け止め方が違うのである
世界は人の数だけある。。
森鴎外が哲学的視点で性欲的生活を考えるのであれば
ワタシは哲学的視点で料理欲的生活を考えることにしよう
さて知らない人もいるかもしれないがワタシは今宅配業に身を置いている
料理人ではない配達員だ
配達中に頭を使うことはできるので考え事をする時間は今月に入り非常に増えているように思う。
さて今回の題名「トリ・セクスアリス」
和名を付けるとすれば鳥の料理欲的生活とでも名付けようか
これは昨日のことだが鳥のツイッタランドのお友達ショーゴさんが言っていた
料理が…したい。
— しょーご (@shogo_takeya) April 9, 2020
まさにワタシも今この状態であるわけで
当たり前にあったコトやモノが目の前からそれはそれは簡単になくなることが
こんなに恐ろしいことだとは思っていなかった
誰がニンゲンの三大欲求である「食」についての仕事である
料理人がこんなに仕事を失うと思っただろうか・・
みんな必死でもがいて苦しんでいる
トップの人たちはもちろん弱音を吐かないし弱っている姿を見せずに常に
前向きな姿を見せてくれている。
家でポジティブに料理をすることのなかったワタシが今や休みになれば何か作っている。
料理は表現方法の一つでありワタシにとって重要な要素ではあるが
料理狂の人たちとは少し距離があるなと思っていた・・・
もちろん今でも距離はあるがやはり料理というものが当たり前に傍にいてくれる
環境だったからこそたくさんのことに興味を持ちたくさんのことを吸収しようとしていたのだということ
今、料理が自分の傍を離れている状態では何もやる気が起きていない事は
そういった心の表れなのだと思う。
つまり、ワタシも料理が好きだということに変わりはない
じゃあ今何をする?
料理動画?レシピ?正直そんなこと面白いとはワタシは思わない
もっとワクワクする面白いことを考えつくまで
考え抜いてやろう、たとえコロナ機関が潰えるまでに思いつかなくて
それはそれで哲学的ではないか、ワタシなりのウィズコロナである。