
芒種の季節、農家さんはコメの田植えをする時期ですね
SUGALABOさんもスガラボ米の田植えをしているそうです。
いいですね、自分のとこで使うコメを自分たちで作る。
田植えの時期は梅仕事の始まりの時期です。
和食に修行に進んだものならわかってくれるであろうあの憎っくき青梅の時期を終え
しっかりと熟した梅が市場に並ぶ頃です。
非常に限られた季節にしか収穫出来ないものなのです
この時期を逃すと今年は梅干しなしで過ごさなくてはなりません
日本に生まれて、白米と梅干しのない生活など考えられますか?
ボクニハ少し厳しい。
と言うことで今年もやってきました梅仕事の時です。
今年は梅ボーイズさんから梅を仕入れました
youtubeもやってはるみたいです、梅酒はバリエーション多くて楽しいですよね。
そんなボクもAB型だなぁ。
— 鳥山/もうすぐ梅仕事 (@ymd_hiroyuki) June 19, 2020
今年はええ梅。
酒はウイスキー2種類とジンのブレンド。
どんな風になるかなぁ。#鳥山梅仕事 pic.twitter.com/ev79UyvPFa
ボクも今年はウイスキーとジンをブレンドして実験的な梅酒を作成
日本酒も良いけど日本酒は日持ちが弱いから好んではやらない。
さて梅酒はサクッとつけたので本番の梅仕事です。
毎年やるのに毎年忘れるので今年は備忘録漬ける、エラい。
今年の分量は
完熟梅 4k
塩 640g(分量の16%)
殺菌の意味を込めた焼酎少量(富乃宝山)
ここからは工程
梅をしっかりと洗います、繊細な子達なので優しくしてあげましょう
そして適度に水気を取りましょう
梅を漬ける入れ物に袋を敷き、内側を焼酎で殺菌しましょう(飲んじゃダメ)
塩、梅、塩、梅、塩・・・のようにミルフィーユを作ります、できるだけ上の方は塩多めになるように。
袋の上を閉じ、上から二重にした袋を開いて載せます
そこに梅と同じ重さになるように水を入れて重しをしますよ
水気はカビを呼ぶので極力水気は避けます。
焼酎の力を信じましょう、彼らはすごい。
重しをして、3〜5日ほどで梅酢が上がってくるので
しばらく放置です。
日本の仕込みは時間の調理。
梅仕事は悠久、後世にも伝えていきたい。
初日はこんな感じで終了、次は月曜か火曜かな。
それにしても梅の香りに包まれた店内は幸せな空間だった。