
それから彼女は花のように笑うのだった。花のように笑うと言う言葉が彼女にはほんとうだった
伊豆の踊子/川端康成
文豪には旅館がよく似合う
太宰治も森鴎外も川端康成も旅館が好きだ
旅館と本というものはそもそも相性が良い
なぜかは分からないが文豪たちが作ってきた独特のカルチャーが
日本人の心のどこかにはあるのだろう
不思議と嫌な気持ちにはならない
どんなに本が嫌いな人が言っても旅館の魔力には抗えない
本を読むしかないのである。
僕は本が好きです
出来るならば本に埋もれて過ごしたい
そんな夢のようなホテル
”本箱”シリーズの最新作
松本十帖
心躍る新たな体験の舞台となるのは、レトロな風情を残す信州松本・浅間温泉。
https://crea.bunshun.jp/articles/-/27145
松本・浅間温泉にある老舗旅館を中核にして回り一体を舞台にした松本十帖
レトロな風情を体験できる体験型宿泊地域である。
こちらは松本本箱

元大浴場に本棚を作るっていうロックな設計
設計は suppose design officeさんが手掛けています
僕の大好きな設計 ”house in nagoya ”を手掛けるとても影使いが素敵な人たちです。
影使いと窓使いの完成がドンピシャに素敵な人達なのでぜひ見て欲しい。
そして松本十帖をの仕掛け人は”自遊人”です。
料理人の人ならば一度は見たことがあるであろう
この本
僕の中では伝説の回、2016年8月号で有名なあの自遊人がプロデュースしている
なんて興味がわかない訳がないじゃないですか。
松本十帖 (matumoto ju-jou)
所在地 長野県松本市浅間温泉
電話番号 0263-46-0500
客室数 38室
料金 1室 32,500円~(2名利用、夕・朝食付き)
交通 松本駅から車で約15分
https://matsumotojujo.com/
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さて運よく行けた松本十帖
そこで見たものは・・・
長野県は日本の文化・芸術的にリードする県ですが
松本本箱の選書は内容の幅や深みが圧巻です。1万冊にも及ぶラインナップはおそるべし。
浅間温泉自体は初めてでしたが過去は栄えていた温泉街の名残が各所にあります
これから日本の文化的なスポットとして再び輝きを取り戻す日も近いのでは?と思います。
ニンゲンの社会がどれほど変わっていったとしても
湧き上がる温泉は力強いものです。
そこにまた人が集まる、自然は驚異でもあるし拠り所でもある
そういった文化が感じられる場所がまた一つ増えました。
是非一度行ってみてください。