
この魘夢の表情は夜に駆けている
インスピレーションといえば聞こえはいいかもしれないけれど
語彙力や感性を磨くのに
文字だけで表現されている小説というものは本当に素晴らしいと思っています
夜に駆ける YOASOBI小説集 | ||||
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今回は昨年大ヒットしたYOASOBIの名曲のもとになった
小説集を読みました。
最初は全く興味がなかったのですが
嫌でも耳に入るので少しづつ覚えていきました
ただの最近の気取った曲だなぁ、安い恋愛ソングだなぁ
などと恐ろしく浅はかな当時のじぶんに教えてあげたい
まずは原作を読めと。
原作名は「タナトスの誘惑」
沈むように 溶けてゆくように
二人だけの空が広がる夜に
夜に駆ける/YOASOBI
意味を知ってからと知らない状態での浅はかな妄想では大きく意味が変わる
美しい空であるということは共通かもしれないが
先には生はない。
「終わりにしたい」だなんてさ
釣られて言葉にしたとき 君は初めて笑った
夜に駆ける/YOASOBI
なんかメンヘラ彼女なのか?とかいろいろと考えるがそうではない
初めから終わりしか見ていない・・
明確な理由・・
これは読んだ人にしかわからない
もちろん、あの夢をなぞって、たぶんという曲についても素晴らしい読みこみからの曲への昇華、詩を書く人はすごい。
言葉の意味の使い方や伏せ方
想像のさせ方やミスリードなど
驚きを与える要素はたくさんある。
普段私はそんな創作的な料理を作ることはないけれど
妄想料理は楽しいような気がしている。
夜に駆ける YOASOBI小説集 | ||||
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